Last updated on 12 October 2021
カンナビジオール(CBD)は、様々な種類の痛みを軽減するのに役立ちます。 この成分は、炎症を抑え、その他のあらゆる健康面での不快感を軽減する効果があることで知られています。
CBDオイルと痛みに関する研究では、CBDオイルを使用すると鎮痛効果を得られるという結果が報告されています。慢性的な痛みに悩む人にとって、この天然で安全性の高いカンナビジオールは、依存性の高いオピオイドなどの鎮痛剤の代わりとなり得る薬として高い注目が集まっています。1 慢性的な痛みに関する研究が重ねられていくことは非常に望ましいことですが、実は、既にCBDが安全性の高い効果的な治療法であることを示すデータは十分に揃っているのです。2
CBDが痛みを軽減するメカニズム
CBDはカンナビスに含まれるカンナビノイドと呼ばれる化合物の一種で、CBDに限っては向精神作用はありませんが、 その代わりに鎮痛作用や炎症作用などの高い治癒効果をもっています。
実はカンナビノイドは人の体内でも生成することができるため、脳と体にそれぞれCB1受容体とCB2受容体が備わっています。 脳内のCB1受容体は、感情、思考、食欲、行動、痛み、記憶などをコントロールしており、 CB2受容体は身体の免疫系に作用します。 CBDオイルを使用すると、体内のカンナビノイドの生成が促進されます。
CBDはどのような痛みに効果がある?
慢性痛
慢性痛とは、体のある部分に強い痛みを感じ、それが長期間にわたって続いている状態を指します。 正確には、12週間以上続く痛みが慢性痛と呼ばれます。
この痛みの原因は多岐にわたり、 怪我や捻挫、睡眠障害など、あらゆる症状や疾患が慢性的な痛みの要因となることがあります。 こうした痛みが激しいと、体を思う様に動かすことができず、不快感を伴います。 慢性痛を放置しておくと、将来的に障害が残る場合があるため、放置しておくことは危険です。
慢性痛のレベルを測り、正しく痛みの場所や原因を診断するという技術は、今のところありません。 そのため、現時点では、痛みを訴える人が医師にその度合いや場所を伝えることでしか、原因を特定する方法はありません。 近年の研究によって、CBDがこうした特定が難しい痛みの軽減に非常に役立つということが証明されています。
生理痛
成人女性は誰でも、生理痛がどれほど辛いものかをご存知でしょう。 中には痛みが強すぎて、注射に頼らなければならないほど生理痛が重い女性もいます。
そういった悩ましい生理痛を和らげるための最良の選択肢として、近年CBDオイルが大きな注目を集めています。 CBDオイルには、筋肉弛緩作用と抗炎症作用があり、痛みの原因となっている体の部位をリラックスさせる働きがあります。3
この働きによって、月経期間中に引き起こされる腰痛を緩和することに加え、 CBDオイルの不安感を和らげる効果によって体がリラックスしますので、、気分の落ち込みを最小限に抑えることができるでしょう。 こういった多面的な効果を持つCBDオイルは、生理痛やPMSの諸症状に悩む人には最適な選択肢なのかもしれません。4
偏頭痛
偏頭痛は、ストレスや風邪などによる通常の頭痛とは異なり、深刻な症状を伴います。 痛みの強さは様々ですが、場合によっては鎮痛剤に頼らざるを得ないほど強い痛みを引き起こします。 片頭痛は通常、頭の片側のみに起こり、音や光に敏感になったり、吐き気を催すことがあります。
また、長期にわたって脳にダメージを与え続ける可能性もあるため、放置する事は危険です。 CBDオイルは、こうした片頭痛の症状を和らげる効果があるとして、今大きな注目を浴びています。 その理由として、CBDオイルには陶酔作用を引き起こす向精神物質が含まれておらず、安全に使用できるという事が挙げられます。 また、CBDはセロトニンの増加を促す作用もあるので、脳内のセロトニン不足が原因で起こるとされている偏頭痛が根本から改善します。 また、CBDオイルにはリラックス効果もあるので、身体に塗布するなどすれば精神面でも効果が期待できます。こうした理由から、CBDが片頭痛には最良の選択肢だと言えるでしょう。
関連記事: 偏頭痛に効くCBD
関節炎の痛み
関節炎は激しい痛みを伴う関節の病気で、 関節に炎症が起こり、年齢とともに悪化します。 患う人の多くが経験する主な症状としては、痛みや腫れがあり、 また、体が硬くなったり、身体の動きが鈍くなるケースもあります。 関節炎による痛みを改善する方法として、多くの人が理学療法や薬物療法を頼り、症状が重いと手術を受ける場合もあります。
関節炎には、関節リウマチと変形性関節炎の2種類ががあります。 関節リウマチの症状は、関節のこわばりや手足の腫れなどで、 変形性関節症は、関節軟骨と骨に影響を与え、 膝、腰、親指の関節が変形するなどの症状が起こります。
CBDは、これらの症状によって起こる炎症や痛みを和らげる効果があり、副作用も極めて少ないため、5 この関節炎による耐えがたい痛みを軽減する方法としては、非常に理にかなっていると言えるでしょう。 また、CBDは自然界に存在する物質から作られているため、脳に悪影響を及ぼすことはありません。
関連記事: 関節炎のためのCBD
がん関連の症状
がんは誰もが恐れる病気です。 現れる症状はどの部位が侵されているかによって変わりますが、どの場合であっても不快な痛みを伴います。 CBDオイルは、そういった辛い痛みを軽減し、コントロールしてくれます。 また、薬物治療にはつきものの、吐き気を和らげる効果もあります。
特に、ガンの初期の段階からCBDオイルを使用すれば、その他の過酷な症状を軽減することができるでしょう。 また、CBDには腰痛、うつ病、疲労、心身のストレスを落ち着かせる働きがあるため、全体的な健康を改善し、がんと闘う身体を作る助けとなってくれます。6 7 8
炎症
炎症とは、体の免疫システムが有害な細胞や損傷した細胞からからだを守るために、体内から追い出そうとする働きのことです。 炎症は不快なものですが、それは有害な細胞と必死に戦ってくれているという証しなのです。
CBDオイルは、この炎症が過剰に起こっている箇所に作用し、炎症を適切な状態に保つ働きがあります。9
線維筋痛症
線維筋痛症は、筋骨格系の障害を引き起こす病気で、気分の落ち込み、疲労、記憶喪失などを伴います。 非常に強い痛みがあり、様々な不快感を与える苦しい病気として知られています。 CBDオイルがこの病気にどのような影響を与えるのかは、いまだ十分な研究が行われてはいませんが、痛みを和らげ、心身ともにリラックスする効果があるという点で、CBDは線維筋痛症にポジティブな作用をもたらす可能性があります。
例えば、アスリートやスポーツ選手は、過密なトレーニングによる筋骨格系への影響により、双極性障害を発症するリスクが高いと言われています。
CBDに副作用はある?
WHO(世界保健機関)は、CBDオイルを単独で使用した場合には副作用はないと発表しています。10 実際に使用した人からの評価は非常に高く、神経への障害などの大きな副作用が出たという報告はこれまでにありません。
人によっては軽い下痢や疲労感があるという人もいますが、 気分や健康そのものに影響を及ぼしたと言うデータはありません。 ただ、まれに突然の食欲不振や体重減少が見られることもあるようです。 CBDの副作用について、詳しくはこちらのガイドをご覧ください。
鎮痛に最適なCBDの摂取量
CBDの適切な摂取量は、製品のタイプによって大きく異なるために混乱を招く事がありますが、基本的には CBDの含有率によって適切な用量が決まります。 この適切な摂取量を知る方法として、ライノフ氏とバーンバウム氏の提唱するステップアップガイドを参考にする事をお勧めします。 彼らの共著である 『CBD: A patient’s guide to Medical Cannabis』 によると、マイクロドースと呼ばれる摂取方法を取る事で、痛みに効く最適な摂取量がわかるとされています。 マイクロドースと、お持ちのCBD製品の適切な摂取量についてより詳しく知りたい方は、こちらのCBDの用量に関する記事をお読みください。
痛みに効くCBDの使用方法とは?
CBDオイルを口から摂取する場合は、舌の下に数滴たらし、口の中で完全に吸収されるまで含んだままにしてください。 出来るだけ飲み込まずに、口の中で吸収されるのを待つ事がポイントです。 これにより、体内への吸収と代謝がより円滑に行われます。 こうした方法が苦手という方は、カプセルタイプのCBDをおすすめします。

鎮痛のためのCBD使用方法
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鏡の前に立ち、オイルを垂らす場所を確認する
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鏡を見ながら、予め決めた容量を舌の上に滴下する
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最低1、2分ほど口の中に含み、吸収されるのを待つ
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口の中に残ったオイルを飲み込む
別のCBDオイルを摂取方法としては、電子タバコがあります。 ヴェポライザーや様々な種類の吸入器で使用でき、 経口摂取などと比べて即効性があるため、 重い片頭痛を患っている方には最適といえる摂取方法です。 ただし、喘息等の肺の病気を持っている方やCBDに不慣れな方は、その即効性ゆえに身体に大きな負担がかかる可能性がありますので、おすすめ致しません。
CBDは、化粧水やバーム、クリームなどのタイプもあるので直接肌に塗ることもできます。 何が自分に合うかは、その人の生活スタイルや体質によって大きく変わるので、是非いろいろなタイプを試して、 自分に合ったCBD製品を見つけてみてください。
CBDオイルの有用性を裏付ける研究
CBDと痛みの関係について初めて研究を行なったのは、イスラエルの科学研究所でした。 そしてその後、スペインとアメリカが次いで研究を始めました。 これらの研究チームによる数々の臨床研究で明らかになったのは、CBDが慢性痛の鎮痛薬として十分な効果を持っているという事でした。
ハフィントン・ポストは、 ロンドンのセント・ジョージズ大学の腫瘍学者であるWai Liu博士が主導した実験で、CBDオイルはがん細胞が身体に与える影響を軽減させ、他の医療薬よりも高い影響を与えると結論づけた、と報じています。11
また、スペインのバルセロナにあるホスピタルデルマール医学研究所の研究者が2011年に行った臨床実験では、カンナビスが医療薬として線維筋痛症の治療に役立つと報告しています。
まとめ
これまでの内容を通して、CBDオイルには様々な効能があり、私たちの身体に非常に有益であるという事がわかりました。 主に、痛み、炎症、不安、片頭痛、吐き気、がんに伴う症状、筋肉痛などを和げる働きを持ち、 実際に多くの人がこのオイルを使用してこれらの効果を実感しています。そして何よりこのオイルには、危険な副作用がなく非常に安全である事が研究で証明されています。 言うなれば、CBDは天然の鎮痛薬です。 また、CBDオイルは脳に向精神性の反応を伴わずに痛みや不安を和らげる事が、数々の研究で明らかになっています。 さらには、近年の研究ではCBDオイルがてんかんの治療に役立つという事実が証明されました。
慢性的な痛みに対するCBD – カスタマーレビュ
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参考文献
- Fine, P. and Rosenfeld, M. (2013). The Endocannabinoid System, Cannabinoids, and Pain. Rambam Maimonides Medical Journal, 4(4). [↩]
- Lynch, M. and Campbell, F. (2011). Cannabinoids for treatment of chronic non-cancer pain; a systematic review of randomized trials. British Journal of Clinical Pharmacology, 72(5), pp.735-744. [↩]
- Costa, Barbara, et al. „The non-psychoactive cannabis constituent cannabidiol is an orally effective therapeutic agent in rat chronic inflammatory and neuropathic pain.“ European journal of pharmacology556.1-3 (2007): 75-83. [↩]
- Gold, E., Wells, C. and Rasor, M. (2016). The Association of Inflammation with Premenstrual Symptoms. Journal of Women’s Health, 25(9), pp.865-874. [↩]
- Costa, Barbara, et al. „The non-psychoactive cannabis constituent cannabidiol is an orally effective therapeutic agent in rat chronic inflammatory and neuropathic pain.“ European journal of pharmacology 556.1-3 (2007): 75-83 [↩]
- Xiong, Wei, et al. „Cannabinoids suppress inflammatory and neuropathic pain by targeting α3 glycine receptors.“ Journal of Experimental Medicine 209.6 (2012): 1121-1134 [↩]
Linge, R., Jiménez-Sánchez, L., Campa, L., Pilar-Cuéllar, F., Vidal, R., Pazos, A., … Díaz, Á. (2016). Cannabidiol induces rapid-acting antidepressant-like effects and enhances cortical 5-HT/glutamate neurotransmission: role of 5-HT1A receptors. Neuropharmacology, 103, 16–26 [↩]
- Murillo-Rodríguez, Eric, et al. „Cannabidiol, a constituent of Cannabis sativa, modulates sleep in rats.“ FEBS letters 580.18 (2006): 4337-4345. [↩]
- Nagarkatti, Prakash, et al. „Cannabinoids as novel anti-inflammatory drugs.“ Future medicinal chemistry 1.7 (2009): 1333-1349. [↩]
- Expert Committee on Drug Dependence (2018). CANNABIDIOL (CBD). [online] World Health Organization [↩]
- Scott, K., Dalgleish, A. and Liu, W. (2014). The Combination of Cannabidiol and Δ9-Tetrahydrocannabinol Enhances the Anticancer Effects of Radiation in an Orthotopic Murine Glioma Model. Molecular Cancer Therapeutics, 13(12), pp.2955-2967. [↩]
Author
With close to two decades of successful stint in the Media industry, I felt I was surely missing a piece in my life puzzle. I took a break and set out to seek the purpose of my life. I travelled, lived out of a suitcase, let things flow into life without resisting, and after five challenging years, I found my rhythm. I love to write about Cannabis and Health and try my best to simplify esoteric concepts into simple ideas for life.